朝が来れば戻れない昨日に

ストレイテナー10枚目のアルバム『Future Soundtrack』をフラゲした。

 

ひときわグッときた数曲について一言二言書き残しておきたいと思う。

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◯After Season

OJの神がかったギターフレーズ。テナーのこういうシンプルでまっすぐなロックチューンに、他の誰にも真似できない色を重ねられるのはOJしかいないと思う。この曲最大の魅力は後半での転調、しかも下がる方の。音程は下がっても、音の粒の輝きは一切失わない、むしろひときわ輝きを増す。その秘密は間違いなく、季節と季節の束の間の空白を埋めるように流れ込んでくるあのギターフレーズだと確信している。「続き」を想像させるような含みをもたせた終わり方に、テナーが今作で描いている「未来」を見た気がした。

 

◯もうすぐきみの名前を呼ぶ

こういうのを待っていた!わたしがストレイテナーを追いかけ続ける大きな理由の一つに「ホリエアツシの日本語詞」がある。だからこういう曲を聴くと、ストレイテナーに出会えてよかったと心の底から思う。「まだきみの名前を呼べない」でいる「ぼく」が、「美しい言葉を見つけ出」して「もうすぐきみの名前を呼ぶ」日にたどり着くまでの時の流れが、音に、声に、これ以上ないほどたっぷりと感情を乗せて描き出されているように感じられた。

  

◯Superman Song

なんだこれ!というのが率直な第一印象。のっけから変わったリズム。のっぺりしたギターの音。あくまでもシンプルな音の絡み合い。それが、サビに入ってじんわりと拡がりを見せる。これは……おもしろい!思わず踊り出しそうになりながら聴いていると、もう二度とこの曲を知る前には戻れないくらい心を掴まれてしまう。

 

◯Last Stargazer

1分半足らずで終わってしまう、今作で最短の曲。ダイジェスト版を聴いた段階で脳裏に電流が走るのを感じたが、フルで聴くと想像を超えてくる。こんなに短い時間で、聴く者の感情をここまで溢れ出させる曲って、これ以外にそうそうないんじゃないだろうか。メロディックパンク(という言葉が相応しいのかはわからないが)を彷彿とさせる歌声とドラミングにすっかり惚れ込んでしまった。

 

◯Our Land

歌詞カードを開いてぎょっとした。たった4文字のカタカナ。銀河の果てに置き去りにされるかのような、ただただ壮大で孤高な音の渦が、これ以上短くできない研ぎ澄まされた言葉たちを携えて、聴く者を飲み込んでいく。「全曲ラブソング」というこのアルバムのフィナーレとして、他に相応しい曲はないと断言できるほどに芸術的で、感動的。

 

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 ストレイテナーを知ったのは3年前、スピッツとともにドラマ「不便な便利屋」の主題歌を担当したときだった。当時のわたしは、誤解を恐れずに言えばスピッツ以外のアーティストの曲に耐性がなかったので、好奇心からいくつか聴いたストレイテナーの曲にグッとくることは、正直なかった。

 

昨年の「ロックのほそ道」がわたしの運命を決めた。仙台GIGSで観たストレイテナーは想像をはるかに上回るパフォーマンスで、わたしの心をすっかり鷲掴みにしてしまった。そこからわたしとストレイテナーの関係が生まれ、今に至る。

 

大抵わたしが新しい音楽に触れるときは他人からの影響なので、どちらかというと「聴かなきゃ」という使命感が「聴きたい」という積極的な感情に変わるプロセスを経ることが多い。しかしストレイテナーは、久しぶりに自分から勝手に聴きまくって、文字通り溺れて、なんの疑いもなく好きになっていった。

 

そんななかでこのアルバムを手にして、やっぱりわたしはストレイテナーに出会えてよかったし、好きになることができてよかったと思う。

 

わたしにとって、ただ「好き」なだけではなく「憧れ」になったバンドに出会ったのは初めてだった。

 

間違いなく2018年最大の名盤だと胸を張って言えるこのアルバムとともに、もう少し自分に厳しくやっていきたい。

 

思えば春だ

※今回非常に長いです。

 

知らない間にGWが終わっていた。周りがめちゃくちゃ勉強し始めた。本格的に受験生になった。それでもわたしはやりたいことを諦めたくなくて、人生初の "フェスはしご" をした。

 

アホかっちゅう話である。そもそも受験生がライブに行きまくっている時点でどうなの、という感じが漂っているのに、一日中駆けずり回るフェスを2日間って、絶対「お前頭大丈夫?」って言われる気しかしなかったから友達には未だに黙ったままでいる。

 

まあしかし、当然ながらありえん楽しかったのである。そりゃそうだ、ロックファンがロックフェスに行って楽しくないわけがない。
楽しかったわけだが、その一方で思うところもたくさんあった。わたしはライブの感想は基本的に(相当気持ち悪いポエムの置き場と化した)Instagramに綴っているのだが、今回の体験に関しては少し自分の中でちゃんと考えて真剣に言葉にしておきたいと思ったので、書く。
受験生が、VIVA LA ROCKとJAPAN JAMという、全国に名を馳せるロックフェスをはしごしてしまった、ある意味貴重な体験記である。

 

 

ビバラの第何弾めかの出演者発表。縦にズラリと並んだ数々のアー写をゆっくりとスクロールし、「へえ、この人たち出るんだ」とか言いながら上から順番に眺めまわしていた。3スクロールめくらいで一瞬息が止まった。どう見ても、何回見直してもそこには "Spitz" と書いてある。アー写も何度となく見たアレだ。木の前に立っているアレだ。バンドのスタジオ練に行く途中、地下鉄の駅のホームでひとりギターを背負ったまま過呼吸になりかけたことをよく覚えている。

 

わたしはスピッツが好きだ。世界でいちばん好きだと思う。英語(?)表記には物申したい部分が少なからずあるが、それでもこの出演発表はとんでもなく嬉しかった。幸いGWは何の予定もなく、ただただ勉強するための時間が与えられていただけだったので、もう行くしかなかった。正直その日の他の出演者に興味はなかった。受験勉強が今以上に本格化する前にスピッツを生で観る機会をもう逃したくなかった。

 

こうしてビバラの1日券を購入したわけだが、ここで葛藤が生まれる。
実はこのスピッツのビバラ出演決定のニュースが舞い込んでくるまでは、わたしはJAPAN JAM 2018を通す気でいた。振り返ってみれば本当にどうかしていたと思うが、そのときは本気だった。好き勝手できるのはこれが最後だと思ったから、好きなだけ好き勝手しようとした。


だって出演者が俺得すぎたのだ。初日は昔から大好きなCzecho No Republicや最近アツいTHE BAWDIESストレイテナー、中日は愛しのフジファブリック、最終日はライブで観るのが大好きなKEYTALK、CDJで再会したBase Ball Bear。行けと言われている気しかしなかった。これを逃したら一生後悔する気がした。

 

しかしまあ、そんな気持ちもスピッツを前にすると揺らぎもするわけで、ビバラに行くことを決めた以上、JAMはどこかで妥協しなければならなかった。自分の体力の無さは自分がよくわかっている。ましてやJAMは野外だ。今年からSKY STAGEが全面芝生になったという朗報には跳び上がって喜んだが、それでも屋内フェスよりずっとエネルギーを使う。
散々悩んだ結果、愛しのフジファブリックが出る中日を泣く泣く切り、JAMは初日のみ参加することを決めたのだった。正直、フジファブリックは2〜3月のツアーで死ぬほど観たし、これからも観る機会はたくさんあるだろうということで、せっかくなら好きなのに観たことがないバンドを優先しよう、という結論だった。

 

前置きが長くなったが、はしごの経緯はこんな感じ。同じフェスの前2日とかなら割と現実的だろうが、まさかフェス行った翌日に違うフェスに行くことになるとは思いもしなかった。しかも会場は埼玉と千葉。ゴッチに言わせれば渋谷一門の争いの舞台である。予想外すぎて笑えてくる。でも楽しかったんだ、そこは紛れもない事実。

 

 

5/3(木) VIVA LA ROCK 2018 (Day1)

 

実はさいたまスーパーアリーナに入るのは初めてだったりした。スピッツの2年前(もうそんなに経ったのか……)のホールツアーで、ツイッターのフォロワー諸氏にお会いするべく大宮ソニックシティに行くだけ行ったことはあったが、そもそもツアー日程に埼玉があってもわざわざ選ばなかった。遠いし。だから今回初めてライブのために埼玉に行ったことになるわけだ。なぜか緊張した。

 

まず驚いたのはさいたま新都心駅からのアクセス。近いというか目の前というか、もはや直結なのでは?幕張メッセもびっくりですね。幕張メッセ、駅から地味に距離ありますからね。
そもそも「アリーナでフェス」って、一体どうやって敷地を使うんだ?とずっと疑問だったのだが、まあ文字通りのフル活用だった。アリーナの外の広場はVIVA LA GARDENとして、会場内のアリーナ外はVIVA! STAGEとして、などなど。敷地内で使っていないスペースは少しもないんじゃないかというくらいにいろんなものが詰め込んであった。

 

昼過ぎに会場に着き、VIVA! STAGEトップバッターのCHAIを観るべくスタンバイ。ステージ上の人型の風船が不気味でめちゃくちゃ笑った。しかもあれ、動く。あんなところにお金使っていいのか?とツッコみたくなる気持ちはぐっと堪えた。
全身ピンクの4人組・CHAIのライブは最高で、初見も玄人も関係なく巻き込んでしまう、ひたすら「濃い」パフォーマンスを楽しませてもらった。まさか新譜の宣伝のためだけに曲を作って歌ってしまうとは思っていなかった。さすがと言うべきか。
そんな余韻を残しながら次はフレデリックのためにSTAR STAGEへと移動しようとするのだが、VIVA!に入ったときの通路は塞がれ、代わりに外に通じる出口へと誘導された。ん?と思って後ろを振り返ったが、どう見てもわたしたちが入ってきた入り口に戻ろうとしている列と、誘導されるがままに外に出ようとしている列が混在していた。これはどっちに従うのが正しいんだ?と困惑しながらも気づけば外に出ていて、リストバンドを見せながら再入場。頭に浮かぶクエスチョンマーク。まあ自分はビバラ初心者だし、まだまだ慣れていないだけだろう、と気を取り直してSTAR STAGEへ向かった。

 

フレデリックはほとんど聴いたことがなくて、「今めっちゃ有名な人たち」程度の認識だった。当然STARのスタンディングエリアは超満員なのだろうと思いながら、200Lvのスタンド席を狙ってアリーナ内に入った。
ドアを開けて中に入ると、通路を塞ぐように人だかりができている。通れない。見えない。見ると、スタンド席にはちらほら空きがある。しかし通れないもんだから、席にたどり着くこともできない。
どうしたものか……と向かいを見ると、反対側のスタンド席はこちら側よりも空席が多いように見えたので、反対側に回ってみようと思い立った。アリーナを出て反対側のドアまで歩く。しかし、そこには「出口専用」の文字が。係員に聞いても「ここからは入れません」と言われるばかり。どうやらこちら側のスタンド席は、スタンディングエリアから階段を上がることでしかたどり着けない場所らしい。
ダメ元でスタンディングエリアに向かったが、入場規制がかかっているため入れず。結局フレデリックは観れずに、終わるのを待ってスタンディングエリアに入った。

そもそもフレデリックを途中から観ようとしたことが間違いだったことは自覚済みだ。さすがに甘く見すぎていた。でも、どれが出入り自由のドアで、どれが一方通行限定のドアなのかは全く知らなかった。ドアに貼ってある「出口専用」の紙を見て初めて知った。それを知っていたらもう少し早くSTARに移動していたかもしれない。
あ、でもVIVA!からは外から回らないと移動できなかったんだ。
……ん?

 

さて、フレデリックが終わり、お昼ご飯を買ってsumikaのためにSTARに入場した。わたしは後ろでもいいからステージを真正面から見たい派なので、スタンディングエリアから入って階段をのぼり、席についた。
いや、改めて見るとすごい景色だった。天井のど真ん中でミラーボールがキラキラとまわり、モニターには虹色の派手なフォントで "VIVA LA ROCK 2018" のロゴが映し出されている。そして広い。ひたすら広い。これはスタンディングエリアで踊り狂いたくなるわ、と思いながら、sumikaの音に酔いしれた。

 

続くKANA-BOONも座ったまま快適に楽しみ、本命のスピッツをスタンディングエリア前方で見るべく、SHISHAMOから下りて待機しようという作戦だった。階段を下りるが、係員のお兄さんに「ここからスタンディングエリアには下りられません」と止められる。つまり、背後のドアから外に出て歩いて、あの混雑した階段を下り直して行くしかないということ。
思わず「え?」と聞き返してしまった。

 

もちろんルールは絶対なので、ちゃんと外に出てもう一回階段を下りてスタンディングエリアに入り直した。
「一方通行」の徹底ぶりに驚かされた。ここまでするのか、という感じ。いや、もちろんここまでしないと防げない問題がたくさんあるんだろうということはわかる。でも、目と鼻の先のVIVA!とSTARの行き来はまだしも、同じステージの中のスタンド席とアリーナの行き来さえここまで不自由なのか……と思ってしまった、正直。

 

その後はアリーナから動かず、SHISHAMO→レキシ→スピッツサカナクションと最後まで思う存分踊り狂った。やはりライブはスタンディングでなければ、と思った。ひたすらに楽しい。全身で音を浴びて、ときどき声を挙げて、みんなで踊る。わたしは「踊る」という表現を頻用するが(本当に文字通り踊っているから)、ビバラはその言葉が本当に似合うと感じた。

 

ずっとアリーナのスタンディングエリアに居座り続けるなら、当然ながら何の不便もなかった。でも、やっぱりあのときVIVA!からSTARへの移動で時間を食ったこと、STARのスタンド席からアリーナに下りるのにもっと時間を食ったことが最後まで引っかかった。「そういうものなんだ」と割り切ってしまえばいいのだろうが、なんせ初めて来たもんだから勝手がわからない。言われなきゃわからないのか、と言われればそれまでだし、事前に情報収集をする努力が足りなかったのかもしれない。でもこれは、慣れていない人には相当厳しい環境なのではないかと感じてしまった。当日、ビバラに何度か来たことのある友人と会ったが、彼でさえもやはり疑問に思う部分が多々あったようだった。

 

文句を言っているつもりはなくて、ただ「ビバラに初めて行った感想」をつらつら書いているだけなのだが、楽しさ半分疑問半分、というのが正直なところだ。

 

さて、ここまで好き勝手書き散らかしたので、ここからはこの日観たライブの感想を吐き散らかしたいと思う。

 

CHAI


CHAIは前半にざっくり書いたが、とにかく想像以上に濃密な時間をくれた。ボーカルのマナの人を巻き込む力がとにかく凄まじい。一度こっちを向いたらもうよそ見はさせない、それくらいの強烈なエネルギーを発しているように感じた。
個人的に意外だったのは、ドラムのユナがほんわかキャラだったこと。グッズのタオルの宣伝も挟みつつ、最後にMCを担当した彼女だったが、マナカナインパクトとユウキの毒の中で彼女の癒し系な喋り方はひときわ光っていた。「ぎゃらんぶー」でブーイングを要求しながら「後ろの方まで見えてんだぞ、やれよ〜」と冷めた目つきで言い放つユウキと、「みんな、タオル買ってね〜、今日はありがと〜」とアイドルのような笑顔で手を振るユナ。双子ボーカルの下地となるリズム隊がこの二人だからこそ、CHAIならではの絶妙なバランスが保たれていることを実感した。

 

sumika
先月Zepp DiverCity Tokyoにてスピッツと対バンしたsumika。この現場には居合わせることができなかったので、ビバラでは絶対観てやる!と意気込んでSTAR STAGEで待機した。
STARのほぼ最後列にいてもわかる、ボーカルのルックスの良さ(そこかよ)。甘いマスクが眩しくて直視できない。こんなに白シャツが似合うボーカルは今のところ草野マサムネと斎藤宏介と彼しか知らない。
しかし歌声と鳴らす音は決して甘くない。わたしが心を奪われたのは新曲の「ペルソナ・プロムナード」。恥ずかしながらsumikaは「ソーダ」しか知らずに行ったので、こんな音も鳴るのか……と、しばらく呆然としていた。
バンドのこれまでのイメージを思いっきり壊せる、これぞフェスの醍醐味。今回も早速それを体感することができた。

 

KANA-BOON
中学時代からわたしたちの "トレンド" だったKANA-BOON。もちろん何度か聴いたことはあったが、無意識に強烈なマイナー志向がはたらいてしまうわたしにとっては、正直あまり印象の強いバンドではなかった。
実際生で観て驚いた。歌がうまい。いや、これだけ人気が出るのはもちろんボーカルの歌がうまいからなんだろうが、なんというか、ただうまいだけじゃなく、ボーカルになるべくしてなったような才能というか、そんなものを感じるライブだった。
とにかく声に混じり気がない。クセがないのに、誰にも真似できない力をもっている。聴いた人の耳にずっと残り続けるフレーズと、それを彩るバンドのアンサンブルが、その歌声をより一層引き立たせている。KANA-BOONというバンドがここまで来て、これから先もずっとこのまま進み続けるであろう理由を、はっきりと見せつけられた。

 

SHISHAMO
有名な割にまわりにファンが少なくて、今回のラインナップの中でいちばん聴く機会の少なかったバンドだと思う。
気づけばスタンディングエリアは人でいっぱい。それまで男性メンバーたちが盛り上げてきたメインステージに立つSHISHAMOの3人は、テレビで観るよりもずっと凛々しかった。
この日いちばん楽しかったと言っても過言ではない、「タオル」。SHISHAMOは比較的リアルで具体的な親しみやすい歌が多いと感じていたが、この日のこれには笑ってしまった。こんなに可愛い曲があるのか!「ねえねえちょっとやってみませんか」と、歌詞で促してしまうところがSHISHAMOらしいというか、SHISHAMOにしかできないというか。不慣れながらもぶん回してきたが、コツを掴むのに時間がかかりそうだ。

 

▽レキシ
間違いなく個人的ベストアクトのレキシ。昨年末にスピッツ主催のイベントに出演していたが、やはりこの現場にも居合わせなかったわたし。スピッツの前ということで、アリーナ前方で待機。ここまで地味に脚韻を踏んでいる。
ステージ上に次々と立てられるのぼりに苦笑が堪えきれなかった。開演前ならぬ開戦前か……などとクソつまらないツッコミを入れているうちに、おなじみの衣装でイルカの風船片手に登場した池ちゃん。アリーナ前方でイルカが滞る様子を見て「なんでそこで固まっちゃってんだよ!」と叫ぶ彼に、観客は次々とイルカを後ろにまわしていく。わたしも3回ほど触らせていただいた。キュキュキュー!と叫びながら "Q" のジェスチャーを掲げるのがたまらなく楽しかった。
この日初めてレキシを観て驚いた(そして笑った)のは、あまりにもライブが自由すぎること。自分の曲より他の人の曲の方がたくさん歌っているんじゃ?と思うほどいろんな曲を途中に挟んだ。もちろんスピッツも歌った。スピッツファンの間ではおなじみの「稲穂がズラリ☆」である。あとは「チェリー」の「抱きしめて」が気持ちよくて「そこだけずっとやってたいね」と嬉しそうに言う池ちゃんが可愛かった。いや本当に面白い。楽しい。
わたしは稲穂を持っていなかったのだが、「稲穂持ってなくてもいいからね、持ってないのが普通だからね」という池ちゃんの優しさには感動した。持ってない人は手で稲穂の気持ちになろう、というのはなかなか笑ったが。
ライブが終わると、モニターに "Congratulations!" の文字が映し出され、スタッフがケーキを持って登場。池ちゃんの活動開始10周年ということらしい。さっきまでの勢いはどこへやら、「ステージ上でこんなに素になったのは初めてです」と動揺を隠しきれない池ちゃん。めちゃくちゃ汗をかいていた。こういうときにこういう反応をしてしまうミュージシャンが、わたしはとっても好きだ。

 

スピッツ
前半に「他の出演者には興味がなかった」と出過ぎたことを書いたが、やっぱり間違いなくこの日の大本命であったスピッツ。レキシが終わり、さらに前へと進んでいくが、さすがに圧迫感が強まった。そしてここでこれまでの疲れが一気に出てきて、開演までにコンディションをととのえることができなかった。多分これまで行ったスピッツのライブの中でいちばん、最初のテンションが低かったと思う。1, 2曲目でノリを合わせられず、5ヶ月ぶりに観るスピッツのライブなのに気持ちが入らない。どうしよう、と思ったが、3曲目の「醒めない」でその不安はきれいに消え去った。この曲を聴くと、昨年の夏、結成30周年記念ツアーで各地をまわったことをどうしても思い出してしまって、涙腺がバグるのだ。この日も例に違わずサビで号泣。風邪をひいていたのでマスクをしていたのだが、はずさないまま泣いたせいで内側がすごいことになった。
そこからは一気にスピッツの音にのめり込んだ。思いがけず聴けた「ウサギのバイク」をしみじみと味わい、予想を裏切り期待を超える「さわって・変わって」でテンションは最高潮。やっぱりスピッツはいつでもわたしのいちばんだ、と改めて実感した。

 

サカナクション
この日のSTARのトリを飾ったサカナクション。実は直前に沼落ちし、オリジナルアルバムを揃えたタイミングでのビバラ参戦だったため、正直スピッツと同じくらい楽しみにしていた。最初はスピッツ以外興味ないとか言ってたくせに。チョロいですね。
スピッツが終わったら少し下がろうと思っていたのに、人の流れに逆らえずそのまま前進。気づけば3列目に立っていた。ドキドキするほどステージがよく見える。
SEが流れ、メンバーが登場。最後に出てきた一郎さんが、他のメンバーを指揮するように腕を振る。「ビバラーーー!!」と叫ぶ一郎さんに驚いた。バンド自体に、勝手に寡黙なイメージを持っていたのだ。
開幕を飾ったのは「サンプル」。ファンなりたての初心者でもわかる、この異様さ、特別さ。そこから、止まらないサカナクションの世界が目の前で展開された。
個人的に嬉しかったのは、大好きな「セントレイ」が聴けたこと。割と有名だしやってくれるかな、なんて思っていたが、例の友人曰く「もうやらない、みたいなことを言ってた」らしいのだ。ここで聴けたのは偶然、ラッキー、いや奇跡かもしれなかった。VIVA LA ROCK 2018のSTAR STAGEのトリにサカナクションを選んでくれた主催者の方に感謝したい。



曲とは関係ないが、とっても印象的だったことがある。
アンコールで一郎さんが観客に「写真撮っていいよ」と言ったのだ。「え、ダメかな?でも俺がいいんだからいいよね。あ、演奏中はやめてね、恥ずかしいから」。「俺がいいんだからいい」という判断と、「演奏中は恥ずかしいからダメ」という理由づけに感動してしまった。もちろんルールでそう決まっているから演奏中の撮影は禁止なのだが、それをそう言わずに「恥ずかしいから」という、あくまでも個人的な理由に結びつけたことに、ある種の衝撃を受けた。確かにそうだ、ルール云々以前に思わぬところで写真を撮られていたら不快だし、恥ずかしい。逆に演者が撮れ!と言うのなら、観客の権利は奪われない。ただライブを観ていただけなのに、たったこれだけの瞬間に「ルール」というものの本質を見た気がした。
その後に披露されたのは「陽炎」。そんな一郎さんの歌声と、それに続いて鳴るサカナクションの音で、最後に思いっきり踊れたのが本当に嬉しかった。

 

 

本当はこの投稿だけで完結させる予定だったのに、思いがけずビバラだけでこんなに書いてしまったので、JAMの体験記は次回に持ち越すことにする。
結論、楽しかったのだ。心から。屋内フェスはCDJに続いて2回目だったが、広大な施設をのんびり移動するのではなく、限られたスペースをひたすら駆け回るのもアリだな、と思わされた一日だった。あんなに広いアリーナスタンディングで、あんなにたくさんのバンドの音を浴びることができたのは、本当に幸せなことこの上ない。

 

次回はおそらくJAMへの愛に溢れてどうしようもない記事になると思う。どうかご了承を。

 

では、勉強してきます。

 

 

 

 

左手首にみえるもの

大変ご無沙汰しております。

 

気づいたら年が明けていた。

わたしは元気です。

 

最近は、

フジファブリックのツアーに

行きまくったり、

マイヘア沼に足を突っ込んだり、

いろいろ楽しんでいる。人生を。

 

あ、勉強も一応、

ちゃんと、やって、ます。はい。

 

 

ここのところずっと左手首に、

「東北ライブハウス大作戦」の

ラバーバンドをしている。

 

わたしの敬愛してやまない

スピッツのメンバーが

ライブで着用しているのを

見たときから、

ずっとずっと憧れていたもの。

 

昨年末のCOUNTDOWN JAPAN

販売ブースを見つけ、すぐさま購入した。

本当に、やっと巡り会えた、

という感じ。

 

その後、仲の良い友達が

同じラバーバンドを毎日毎日

肌身離さずつけているんだと

アツく語ってくれたので、

彼にあやかってみようかな、と

思い立った。

 

きっかけはそんなところだ。

 

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昨年12月、

スピッツ主催のライブイベント

「ロックのほそ道」を

仙台まで観に行った。

 

ライブは大盛り上がりで、

「寒いのが好き→東北が好き」

という、究極の短絡的思考回路を

もっていたわたしは、

会場のアツい空気に酔いしれていた。

 

翌日、松島を観光するため

塩釜港まで向かっていたときのこと。

 

街並みがやけに新しく見えた。

 

考えてみれば当たり前で、

その辺りは震災で津波の被害を

大きく受けた地域だった。

 

思えば「ロックのほそ道」が

開催された仙台GIGSも、

つい最近建てられたばかりの

新しいライブハウス。

 

あれだけ仙台に行くことを

楽しみにしていたのに、

「仙台」のことは

よく知っていたはずなのに、

いざ来てみるとこんな簡単な、

忘れるはずのないことまで

頭から抜け落ちてしまうんですね。

 

その日は何枚も写真を撮ったが、

塩釜港の周辺を写したものだけは

なんだか異質な光を放って見えた。

 

どうしてもその日のことが

忘れられなくて、

しばらくは何度もその写真を

見返して過ごした。

 

それは、

わたしが東北ライブハウス大作戦の

ラバーバンドをつけるようになった

直接のきっかけではない。

 

でも、

あの景色を目にしたこと

間違いなくわたしの中の

なにかを動かしたんだと思う。

 

もう忘れかけていたころに

そのラバーバンドに巡り会って、

ふとこのできごとを思い出した。

 

わたしが未だに

このラバーバンドを外せずにいるのは、

単純に「友達とおそろいだから」

だけじゃなく、

あの日の記憶を

ずっと一緒に連れて歩きたいと、

心のどこかで思うからかもしれない。

 

 

普段からそんな

大層なことを考えているわけではない。

 

ただ、

あの日見た景色のことを思うと

やっぱりどうしても外すことが

できないのは事実だから、

それを言葉にしておきたかった。

 

まわりの人たちに

「左手首、いかついね」

とさんざん言われながら、

今日もわたしは

あの日見た景色を連れて外に出る。

 

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2018.02.12

 

 

UNISON SQUARE GARDENに一目惚れした話

 

タイトルの通りです。
2017年6月30日、UNISON SQUARE GARDENに一目惚れしました。

 

 

…いやいやいやいや、なに気持ち悪いこと言ってんだよ!って話なんですけど。ちょうど1ヶ月経ったし、とりあえず事の経緯を記しておこうと思います。

 
 

※ユニゾンのライブ初参戦のぺーぺーが書きなぐった個人的極まりない感想です。
この記事を読んでくださっているファンの皆さま、もしいらっしゃいましたら何卒ご理解を……。

 
 

フジファブリックが主催する2マンツアー "フジフレンドパーク" 、通称 "フレパ" 。フジファブリックを追いかけ始めてまだ1年半、行ける限りのライブに行きたいと思っていたわたしは、6月30日、初めてのフレパに参戦することが決定したのです。

 
 

チケットを取った段階では、フジファブリックの対バン相手が誰かはわかりませんでした。でも、ライブハウスでフジファブリックに会えることがとっても嬉しくて、誰が来ても楽しいだろうな、と考えていました。

 
 

しばらくして、6月30日の対バン相手が発表になりました。
UNISON SQUARE GARDEN
もちろん名前は聞いたことがあったし、それどころか超人気バンドじゃないか!と興奮もしました。
わたしも有名どころをかじる程度には曲を聴いたことがあって、楽しみボルテージが限界まで上昇しました。

 
 

ニゾン好きの友人が同行してくれることになり、オススメの曲を聞き出してみたり、ユニゾンのCDをたくさん持っている友人にCDを借りてみたり、いわゆる「予習」ってやつをしようと試みたわけですが、運悪く死ぬほど忙しい時期にライブ前の期間がかぶってしまい、まともな予習がほとんどできないまま当日を迎えました。

 
 

まあ、ほぼまっさらの状態で聴くのもまた面白いだろう!とポジティブに捉え、今まで生きてきた中でいちばん良い整理番号が印刷されたチケットを握りしめて、会場に足を踏み入れたのでした。

 
 

*

 
 

信じられないくらい目の前にはっきりステージが見える距離に動揺しているうちに、開演を迎えました。

 
 

白いシャツに赤い細いネクタイ姿のVo.Gt.斎藤さん、すらっと長いお衣装に爽やかな笑顔のDr.たかおさん (ツイッターのフォロワーさんにたかおさんファンの方がいらっしゃる関係で、いつの間にか "たかおさん" と呼ぶようになっていた) 、白い大きめのTシャツに長い前髪を垂らしたBa.田淵さん、3人がステージに登場。
1曲目 "サイレンインザスパイ" が始まり、フロアは一気に圧死寸前状態に。私の人生初ライブ (新木場サンセット2015) に負けないくらいのモッシュでした。

 
 

私がいたのは田淵さん側。
冗談抜きで田淵さんの汗浴びたんじゃね?!っていうくらいの至近距離でした。
いつだかのMステではじめて見た田淵さんとそう変わらない、目を思いっきり開いて、頭を振りながらステージを縦横無尽に駆け巡る、しかし指はベースの弦を絶え間なく叩き続ける、かと思いきやライブ後半にははちきれんばかりの笑顔でコーラスをされるそのお姿は、想像を絶するかっこよさでした………ハァ……思い出すと今でもため息が出る……。

 
 

密集するお客さんたちの間に、常にチラッチラッと見えていたドラムのたかおさん。チラッと見えるどの瞬間も、ずっっっっっっっと笑顔をたたえていらっしゃったたかおさん。
笑顔というか、遠くを見て何かを慈しむ神様のような瞳をされていた……
そんな表情とは対照的に、男らしいスティック捌きで華麗に楽曲を彩っていかれる、ドラマーって職人だなぁ、と感じたのはもう何度目でしょう。

 
 

そして、距離的にいちばん遠かったボーカル斎藤さん。
シュガーソングとビターステップ」がヒットした頃にテレビでMVを観て、綺麗なお顔やなぁ……と思ったのはそう昔ではありませんが、いざ目の前にしてみると直視できませんね……かっっっっっこいい……

 
 

そして何より声が……歌が……かっこいい… (当たり前)
私の前にいらっしゃったユニゾンファンの女性が、曲が始まるたびに、悲鳴に近い歓声を小さくあげてらっしゃって、確かにあの声で "愛しているそれだけ それだけで十分です" なんて歌われたら悲鳴もあげるわ、と思いました。

 
 

この3人のメンバーの……バランスというのでしょうか、それぞれステージ上での動きは全くもって違うのに、それぞれが発して、ステージを包んでいた "UNISON SQUARE GARDEN" のオーラが半端なかったのです……
今回のライブで私が個人的にいちばん盛り上がった曲『アイラブニージュー』では、今まで感じたことのない、ステージとフロアの一体感を味わいました。本当に心の底から、"今夜のライブも最高ですわ"!って感じです。

 
 

そんな一目惚れを経て、今は友人に借りたCDを狂ったように聴く日々です。
"ガリレオのショーケース" 、"23:25" がとっても好き……
シャッフルで "ワールドワイド・スーパーガール" や "誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001の事" が流れてくると、あぁ、私はこの曲を生で聴いたんだ……と思って泣きそうになります (大げさ) 。

 
 

またユニゾンのライブに行きたいな、と心の底から思います。
フジファブリックさん、またフレパに呼んでくれないかなぁ……
もしくはスピッツ主催のイベントに呼んでくれないかなぁ……
またあの熱狂を体感したいです。本当に。

 
 

そんなこんなで、UNISON SQUARE GARDENに一目惚れした話でした。

『ライヴで聴きたいスピッツの曲』個人的振り返り①

スピッツのオフィシャルモバイルサイト、SPITZ mobileで3月末に始まったランキング企画『ライヴで聴きたいスピッツの曲』。

これは…常日頃から溜め込んでいる多くの曲への愛を叫ぶ絶好のチャンスでは。
いや、あくまでも『ライヴで聴きたい曲』だから、好きな曲とは限らないのか。
いやしかし好きな曲はだいたいライヴで聴きたいものだし…
という自問自答(?)を繰り返し、何曲か投票してまいりました。

醒めないツアーの頃の記憶力はどこへやら、自分がどの曲に投票したのか最早ほとんど覚えてないけれど、5月2日に発表された結果も踏まえて、自分が投票した曲たちを中心にランキングを振り返ってみようではないか!という自己満足の企画でございます。
それでは、いってみよー!


◆ガラクタ (62位)

ツイッターを見れば一目瞭然だけど、わたしはスピッツの曲でこいつがいちばん、ど〜〜〜〜にもこ〜〜にも好き。なんで?なんでだろう。わたしもわからない。
ガラクタが世に出た日=みなとの店着日だった2016年4月26日までは、わたしのいちばん好きな曲はアカネだった。他には花の写真とかタンポポとか、胸を締めつけてくるタイプの子たちが好きだった。もちろん今も好きだけど!
みなとを買って、CDプレイヤーの再生ボタンを押して、みなとが終わって、そのあとのガラクタの頭の "キュィィィィ" の時点で、なんか来たぞ、なんか、うわ、なんだこれ!うわあああ!と思った。あんな感覚ははじめてだった。
まあ要は大好きなんですよね〜!

結果は62位。
う〜〜〜ん!まあ健闘した方なのではないかね?どうなんでしょう。
よくよく考えてみれば、200以上もあるスピッツの曲の中で、2桁順位につけること自体すごいことなんだろうな。あっぱれ、ガラクタ!
今回のテーマは『ライヴで聴きたい』かどうか。レコ発ツアーで演奏されなかったガラクタは、わたしのもともとの異常なまでの愛を抜きにしても、やっぱり聴きたい。
﨑ちゃんがドラム叩きながらサンバホイッスル吹いてるところ、見たいよね?クージーがリコーダー吹いてるところ、見たいよね?ヘタしたら草野さんがフレクサトーンとか…ね?見たいよね?聴きたいよね〜!


◆さらばユニヴァース (29位)

聴くたびにドキドキしてしまう曲ですよね、わかります。
あのイントロの高揚感。ギターの音…はじめて聴いたときの『これがスピッツの本気か』感はダントツ。
こんなにカッコいいのに、最後に演奏されたのは "純情2001" 。要はレコ発以降一度も演奏されていないんですね。もったいない!もったいないよスピッツさん!
というわけで、ガラクタが出る前から推していたこの曲にも一票を投じてきました。

結果、29位。
結果発表を見たときにいちばん驚いたのはここかもしれない。
え、た、高くないか?!めちゃくちゃ嬉しいんだけど、想像以上に上位でびっくらこいた。
確かに、前回のゴースカのMCをはじめ、いろんな場所で田村さんが『ほんとはさらばユニヴァースとかやりたかった』と言っていたから、その影響もあるのかな、とか思ったり。
いや〜確かにこの曲は田村さん楽しくなっちゃうだろうな!割とゆったりした曲なのに、これ以上ないくらいロックなラブソングに仕上がってるからな…さらばユニヴァースを満面の笑みで演奏する田村さん、楽しみにしてます!(?)


◆ローランダー、空へ (175位)
ここまで自分が書いてきたことを読み返してみると、どうもわたしは好きな曲を好きになった理由がイントロであることが多いようです。この曲のツボも、もちろんイントロ。
わたしの中でハードロックといったら、テンポが速い、叫ぶような歌、とにかく目立つギター…というような印象があったけれど、そんなものはこの曲でブチ壊されました。
イントロからバッキバキのハードロックなのに、びっくりするくらいゆったりしている。こんな、空気中をただよう綿毛みたいなゆったりさでハードロックが成立するとは…!
しかも、歌声はこれ以上ないくらい透き通っている。青。目の前に青の世界が浮かんでくるような。こんな魔法、ヴォーカリスト草野マサムネにしか使えないでしょう…。

結果は175位。
まあ、そうだろうな、という感じ。
わたし自身この曲を好きになったのはスピッツに出会ってだいぶ経ってからだったし、少なからず忘れられている部分もあるんだろう。
ん〜!でもわたしはテツヤさんのあのギターソロがどうしてもどうしてもど〜〜〜しても聴きたいから、これからもめげずに推し続けるぞ!


◆野生のチューリップ (184位)

夏が来るとわたしのウォークマンで再生回数が跳ね上がる曲。
なんとなくこもった音がするところも、絶妙な夜っぽさを生み出すシンセの音も、急に風が止まったように静かになるところも、ぜ〜〜〜〜〜んぶ好き。
真夏の夜に窓辺で炭酸水を飲みながら聴きたい。これ、オススメですよ。

結果は184位。
順位には言及しないけど、同じことを考えている人、結構いると思うの!
あんなにキラキラの星空を連想させるようなイントロで始まっておいて、開口一番『夜空にいつもの星が見えない』ですよ、というかそもそも曲名が『野生のチューリップ』ですよ。スピッツのロック精神がこれでもかというくらい溢れ出ている名曲だと思うんですよね。
皆さん、野外で、"THIRTY30FIFTY50" のテアトロン公演で、この曲、聴きたくありませんか?
わたしはツアーが決まった頃からず〜〜〜〜っとこの曲が野外で演奏される様子を妄想し続けて、青いカプセル噛み砕いてます。テアトロン、行きたいな…。


と、ここまで書いて前半戦は終了。
長くなりましたな…愛が重い。
ここまで書いた曲はいわば大本命。ここからは、たくさんある『一度は "聴きたい" と思った曲』について振り返ります。

では!

群青色と紙ヒコーキ

ブログを開設してみた。

 

ツイッターではもう一年近く精力的に活動(?)しているし、趣味を共有できる仲間もたくさんいるのだけれど、思いの丈をひとつの文章にまとめてとっておくことはあまりしてこなかった。ちょうど自分の中で、ひとつ区切りのついたタイミングでもあることだし、始めてみたまで、である。

 

と、ここまで書いたらツイッターでは文字数オーバー。短文にまとめるのもいいけれど、書きたいことを書きたいだけ書いてみるのもいいかもな、と思う。

 

今年結成30周年を迎えるご長寿バンドや、2011年に再スタートをきってから加速し続けている幸せ者バンドを中心に、愛する音楽のことをつらつらと書いていく所存。

ブログタイトル「群青色と紙ヒコーキ」の由来については、どこから来たかぜひ考えてみてもらえれば嬉しい。大好きなふたつの曲にちなんでつけた名前。

 

そのうち自己満足ライブレポを投げ始めますので、あたたかく見守っていただければ幸いでございます。